<7回死んだ男 ~途中までの感想~>

三周終わって2回死んでしまったところまで読み終えた。
ページで言ったら半分手前、5分の2ってところかな。7分の3 11分の5 13分の6 17分の8 素数だけじゃなくて15分の7でもいいのか なら9分の4も入れてあげよう。
夜中の12時がタイムリミットなのか、掟上今日子さんみたいだなぁ。何とか1月2日中に解決しないといけないわけだね。ワクワク。
なんかルナのイヤリングがやたらに落ちている。→イヤリングって2つで一つだから片方はどこにあるのだろう?なんだかイヤリングに引き付け過ぎにも感じる。しかしあえて乗らない手はないので無視できない。
凶器は違っても殺人は起こる。すると、犯人も違ってる…なんてことも考えられるのか?
ルナと富士高を除外していいと言い切れないのではないか(2周目は犯人でしたという可能性もある)。しかしそこまで複雑にすると犯人にたどり着けなさそう。久太郎の目的は殺人を起こさないことだから、犯人を突き止めて犯行を妨害すればいいと考えている様だが、未然に防ぐためには 犯人は不明でも構わないんだよね。でも、読者は犯人不明だと不満足だろうなぁ。すると、犯人に1月2日だけじゃなくこの先ず~と犯行を思いとどまらせてスッキリする結末が欲しいところだ。そんな形のスッキリが来るのかなぁ~(笑)
久太郎は、酒盛りを避けて殺人も避けようとしているが、もう一回酒盛りをしたところで殺人は起こるかもしれないよね、、、などとどうしても防げない最悪コースも考えてしまう。
...などといろいろ想像が膨らんでいる。
これはおもしろい。こんな風に考えさせてくれるミステリィが大好きです。自分ならどういう結末にするだろう...的に考えていると、さらに面白い。(この設定を作るのも相当な生みの苦しみがあるんだろうなぁ。それをしないで結末だけ勝手に想像するなんて、読者ってなんて安直な奴らなんだろうwww)。 しかし陳腐なアイディアばかり浮かんできて「オレって作家に向いてないなぁ」と、当たり前の自己嫌悪にも陥りながら読み進めて、最後に一流作家のアイディアに膝を打って「そう来たかぁ!」と降参するのが楽しい。逆に「イヤイヤ、それは納得いかないなぁ!」と批判したりするのも楽しい。今のところ、すでに評判に上がっている作品ばかりを読んでいるので批判するケースは無いが、今後私の味覚に合わない作品にも出会っていくだろう(笑)。 今は味覚を磨くため良書を貪っている状況(笑)。

ん?久太郎も犯人が変わったと認識している様だ。
2周目はルナ・富士高コンビで3週目は姉貴と読んでいる様だ。
こちらを止めればあちらが殺す...ってなことになって、複雑で殺人を止めるのは大変そう。
ってことは、犯人が変わるのではなくて両方当たっていないって線もあるよね。
まだ物語の中間辺なんだから、久太郎が的確な判断をしていないという仮定も残しておかないと...などと考えてしてしまうのが、ミステリィマニアのヒネクレタところである。
さて、そんなこと考えながら読み進めるとしよう。
4週目の凶器は何だろう?次の週ではイヤリングはどう使われていくのだろう? ワクワク。
どうやらイヤリングはチャンと把握しておかないと作者に怒られそうだ。復習しておこう。
1周目:出てこない
2周目:遺体発見直前
3周目:朝起き出した時に見つけて、ルナに返したけど、食堂で見失った。

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