35才の少女(2)

第8話になって大きく舵を切って新展開な感じですね。

ひとりで出て行ってしまった柴咲コウが、自立しているばかりかyoutuberとして成功しているっていうのは、ちょっとぶっ飛んでますが、限られた時間・生きている時間を何にどう使うかという、普段ボーと生きている私が目を背けている課題を投げかけてきました。ヤバッ!!って感じです。

そうか、時間泥棒がテーマだったんですね。「光陰矢の如し」とか「少年老い易く学成り難し」とか、浮かんできた。水や空気みたいに時間もありがたみを感じないで生きちゃっているもんなぁ。

とは言え、やっぱり柴崎の変容は大きすぎて、以前だったら「そんれはありえへんやろー」とがっかりしていたかもしれない。でも最近は、物語なんだからこのぐらいの飛躍はあっても許せるかなぁ~と、結構肝要になってきた。むしろ、こういう転じ方もありかぁ~と、思うようになった。

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