みずほ銀行からメールが来た。紙の通帳を廃止してデジタル化したいようだ。1年間通帳に記帳が無い場合は、自動的にe口座に変更になるそうな。
するってぇとなにかい。持ってる通帳は使えなくなっちまうんだね。通帳とハンコでは下せなくなるんだね。そんじゃぁ、預金を下すときはどうするの? キャッシュカードで下せばいいじゃん。 あ、そうか、そうしてるから1年間も通帳に記帳されなかったわけだもんね。
ATMもキャッシュカードも無い時代から生きていて、通帳とハンコを盗まれたら預金を全部下されちゃうので別々に保管するように親から強く言われたものだから、こいつらが使えない(=必要ない)となると、得体の知れない不安が沸き起こってきて妙に感傷的な気分になる。つまり、理論的にはそれでもいいと理解できているのだが、でも・・・いいの・・・?という気持ち。これは何なのだろう。これが年寄りというものなのだろうか。年寄りが変化についていけない理由のひとつかもしれない...とフト思った。
既にネット証券で取引しているくせに銀行の通帳にはこだわる爺さんの、変なセンチメンタル分析でした。
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