クアドラティックボーティング

NHKの番組「ズームバック×オチアイ 特別編「落合陽一、オードリー・タンに会う」
を見た。
クアドラティックボーティングという投票方法をタンが勧めていた。
これ面白い!なんかいいんじゃない。
でもなぁ、国民全員が理解できるかしら?
二乗が解らない人も居るからなぁ。おバカタレントを集めたクイズ番組では、
知識のない人がいることにビックリさせられる。まぁ、そうやって興味を引くのが番組の趣旨だから
特別おバカな人を呼んでいるんだろうけれど、それにしてもねぇ。
なので、この投票の仕組みを説明しても、全くもってサッパリ理解できない人が、想像以上に居るような気がする。
よって、こんな投票が実現するまでには、私の生きている間では無理なんじゃないかしら。
まず、デジタルな投票が導入されたら、その先は早いかもしれないと少し期待する。
クアドラティックボーティングをちょっと紹介するね。
一人1票ではなくて、一人に99ポイント渡されて、そのポイントで投票する。
Aさんに1票入れたければ、1ポイント使って1票入れる。
まだ98ポイント残っているから、
Bさんに2票入れることができる。でも2票入れるには2の二乗で4ポイントが必要だというルール。
A,Bさんに合計3票入れても、まだ、94ポイント残っているよね。
なのでCさんに81ポイント使って9票入れることができるんだ。9の二乗は81だからね。
A,B,Cさんの三人にそれぞれ1票,2票,9票入れても、まだ13ポイント残っているので、まだ他のだれかに投票しないと、投票が終了しない。
こうやって、一人に投票(全面委任)するんじゃんくて、複数の人に
気持ち(投票)を伝えているような気がしない?(同じ人に2回投票ができないというルールがあるから、99ポイントを使い切るまで、複数の人に投票することになるんだ)
極端に言えば、99人に1票づつ99票を投じるなんてこともできる(そんなに立候補者がいる選挙あるか?)
10票を投票するためには100ポイント必要だからできない。なので、絶対この人っていう一押しの候補者がいる場合でも、9票を一人に投票して、残りのポイントは他の人に使って投票しないといけないんだ。
残りの票をどうするかを考える機会が与えられるというのが、この仕組みの肝。政治に関心を向けさせるのに、いい方法だと思うんだけど、いかがでしょう。

コメント

  1. 先行き不透明はいつの時代も同じ より:

    はじめまして、それを言ったらキリがないです。
    公民を習ってないor習ったけど理解できなかったor習ったけど忘れた
    こんな人たちはザラにいるはずですし
    投票率が50~60%なのは自主的に棄権してくれてると解釈したらいいと思っています。
    同じくらいのリスクなら古い方式で駄目な選挙を続けるより新しくて、より良い方式で選挙をした方が
    いいに決まっています。
    軽度知的障害や境界知能の人達が騙され利用されない仕組みづくりも必要ですね。

    >でもなぁ、国民全員が理解できるかしら?
    >二乗が解らない人も居るからなぁ。おバカタレントを集めたクイズ番組では、
    >知識のない人がいることにビックリさせられる。まぁ、そうやって興味を引くのが番組の趣旨>だから
    >特別おバカな人を呼んでいるんだろうけれど、それにしてもねぇ。
    >なので、この投票の仕組みを説明しても、全くもってサッパリ理解できない人が、想像以上に>居るような気がする。

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