テレビのニュースでも少しだけ取り上げられてた。みづほや野村が何百億円被害にあったとか「業績予想に影響を与えるような事象は発生していない」とか。
我々だって、アルケゴスと同じ様にレバレッジを掛けて取引することが普通に可能である。資金がショボいから、何百億ドルも損することは無いけれど、運用資金をネコソギ持っていかれることは、日常茶飯事に起こっています。
FXやCFDの口座に表示されている「証拠金維持率」とか「必要証拠金」という数字はきちんと理解して、数字がどのぐらいならどの程度危ないのか分かって取引をしてくださいね。「証拠金維持率」「必要証拠金」の詳しい説明は口座開設した証券会社のホームページなどでよく勉強してくださいね。
実を言うと、私は正確にその数字の意味を覚えていません。今回何回目かの復習をして理解しましたが、必要証拠金は、各社で設定しているレバレッジによって、同じ資金で同じポジションを持っていても変わってしまうので、自分は気にしていません。なのできっとまた忘れてしまうでしょう。
為替や株価指数が過去にどのぐらい変動したかという実績と、その変動によって持っているポジションがどのぐらいの損になるかを解っていれば、その変動が起こる予想確率と投資資金を秤にかけて問題ないレベルの危険(リスク)だなと判断してから入っているので、証拠金維持率という数字のお世話にならなくてもいいと思っています。
この様にいつもどおり判断していれば良いのですが、時によっては気分がハイだったりうぬぼれたりして判断が狂ってとんでもない危険な大きさのポジションを取ってしまう。そういうことをしてしまうのが人間という生き物であると知っておいてね。自分だけが特別ということはない。常にブレーキに足をかけて運転するようにしたい。
たとえば、「♪サイコロころがし有り金なくしスッテンテンのあのじいさん」(from落陽by吉田拓郎)カラオケで歌って反面教師にするのは良いが、決して「かっこいい」と憧れてしまってはいけません(笑) 拓郎の歌に魅力を感じ、こんな破天荒なじいさんに少々のあこがれを感じるのは、おそらくDNAの中に冒険を促す因子があるに違いないと思います。
生物が環境に合わせて進化していくためには、突拍子もない事にチャレンジするヤツが全員ではないが一定の割合で存在する必要があるはずだから。
きっと強弱はあるけれど全員にそういう因子が遺伝子に組み込まれているに違いない。だから、サイコロに限らずFXなど投資でも、有り金なくす人が跡を絶たないのだろう。みんな気を付けようね。
コメント