中曽根さんの葬儀の日に、文科省が全国の国立大などに弔旗の掲揚や黙とうをして弔意を表明するよう求める通知を出した。
強制ではないと官房長官は言ってますけど、政府は弔意を示すように求めているんでしょ。上司が求めていることは指示(=命令=強制)と同じように、文科省が求めていることは学校にとって強制でしょ・・・と私は思う。
そりゃぁ中曽根さんの功績は、保守政治家にとって大きいもだったと思いますよ。今の政府が弔意を示すのは当然理解できます。しかしですね、政府が(権力を持っている文科省が)「公の機関としても、広く哀悼の意を表するよう協力を求める」なんて(国立大学や教育委員会に)言ったら、権力を乱用していると自覚してください。「強制を伴うものではないからセーフでしょ」という感覚がズレていると思う。
菅さんたちからすれば、その権力を持って日本を保守的な良い国にしようと考えて政治家を志して当選してやっと内閣にまで辿り着いたんだから、「広く哀悼の意を表するよう協力を求める」ぐらいのことをするのは当然とも言えます。権力の乱用になるかもしれないと自覚してやっているかもしれません。このぐらい受け入れられるかな?と国民の反応を見ているのでしょう。モリカケやさくらと同じように、何とかしらばっくれて乗り越えられそうだと、考えているのでしょう。
「それはちょっとマズいんじゃないか?」と思った私たちにできることは、そういう人たちを政治家にしないこと、投票所に行って自分の考えに近い人に一票を入れることが大切。みんな政治に興味持って、原発や社会福祉の問題を考えて、投票所に行こうよ。
もちろん、今の内閣の考えに共感しているなら自民党に投票してください。考えて一票入れるのが民主主義なんです。今まで、自民党を支持する人が多かったので自民党政権が続いているのです。(小選挙区比例代表制という選挙制度の影響もありそうだけど)本気で考えて投票しに行くことが大切。
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