「お前は株式取引で資産形成をしたいのか、それとも“相場ゲーム”を楽しみたいのか?」
資産形成をしたと思っていたら、差金決済で取引したりしない方が良いです。
差金決済という仕組みは「相場ゲーム」をより刺激的に楽しむための仕組みとしか思えない。
合法的な博打をしていると認識して参加した方が良い。(勝ったら税金まで徴収されるので、とっても合法。誰も違法だとは思ってないよ!ここは「博打である」に注目)
税収を上げるためにも、政府は株取引を促しているのだろうか…(その話は置いといて)
博打ですので、負けることがショッチュウあるのでそのスリルを味わうために、負けた時のことも考えて参加してください。つまり、熱くなって勢いだけで注文を出さないでねってことです。射幸性
これは、資産形成だと自分を騙しながらFXをやってきた自分の反省文です。
相場ゲームが一般の賭け事と違う点は、損(または得)する金額を自分で決めるところです。
期待される利益と想定する損失額を明確にして、それらに納得してから、売買の注文を出しましょう。
これをしない人・やらずに注文を出した人が、損切できずに有り金失うという悲劇に遭うのです。(あってしまったのです(^^; )
下がるかもしれないという不安を経て上がって来たときの喜び・興奮。これを味わうために相場ゲームをしているのですから、想定した損失が出ても、期待した利益で利食った後に更に伸びて行ったりしても、悔しがってはいけないのです。十分スリルを味わって楽しかったでしょ。えっ、楽しくなかった?それなら、このゲームに参加するのはやめましょう。そうです、ゲームなのですから、楽しくなかったらやめましょう。おとなしく資産形成をしていましょう。資産形成なら、数%の損失で納まるでしょう。(短期的には何十%も含み損が出るかもしれませんが、長期的にはキット+になるでしょう。資産形成なら長期的に見れば高い確率でプラスになりますよ(大きな+ではないかもしれませんが)
公営ギャンブルである競馬では、負けると馬券を買ったお金が戻って来ないでパーになります。つまり損失は馬券代だけで買ったときに決まっています。しかし、投資ゲームでは注文を出しても「買いポジション*1」を持つだけで、そこからいくら上がるか下がるか判っていません。ガッツリ上がるかもしれないし、ドッカンと下がるかもしれない。だから損する金額は自分でポジションを決済するまで決まらないのです。つまり自分で決めるのです。(同様に得する金額も決まっていないので欲が出て失敗するんですよね)もし損切せずに、下げ相場でホッタラカシだと、どんどんと損失は大きくなっていきます。そうやって負けているポジションを持ち続けていると、含み損が運用資金に達した時に強制的に決済されますので、「損失金額≒口座に預けたお金全部」ということになってしまします。
このことを知ってはいても現実としてキチンと受け止めていない人は、投資ゲームに参加すると大変危険ですよ。
でもね。判っちゃいるけど、やっちまうんだよねぇ。やっちまわないための自分ルールを作って、それを守って楽しく遊ぼうね。
*1:売りポジションも作れますが、ここでは片方の買いポジだけで話してます。
コメント