『どうしてこの一手をさせないのか、考えないのかという理由は、恐怖心や生存本能に基づいた判断であるケースがとても多い。』
という、羽生善治永世七冠の言葉が朝日新聞に紹介されていた。
相場ゲームに参加するということは、リスクを取るということだから恐怖そのものだ。しかしそのリスクを取ったものだけが利益を得ることができるのであって、虎穴に入らずんば虎子を得ずの例え通りである。
しかしながら、やみくもにリスクを冒していいものではない。そのリスクはどのぐらいの大きさであるかを承知して、そのリスクに耐えられるかを判断して、損をコントロールできていることが大前提で最大に重要なこと。
儲かるかどうかよりも、損した場合どのぐらいの損になるかを明確にしておくことが大切。
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